地震保険と震災の関係
皆様こんにちは。営業部のかとうです( ´,_ゝ`)
水曜日はAFPの継続教育研修会の日でした。
講師は久野CFP、テーマは「地震保険について」です。
今回は参加人数も70人と多く、震災の影響からかFPの皆さんの地震保険に対する関心の高さが伺えました。
さて今回興味深かったのはやはり「地震保険と震災の関係」でしょうか。震災前は、掛け金が高いわりには保障費が少ない、火災保険とセットでしか入れない等の理由から加入率の伸び悩みが問題点でしたが、震災後は損保各社、代理店に問い合わせが殺到しており、火災保険の地震保険付帯率が9割を超えているそうですから驚きです。震災前の損保業界全体での地震保険の付帯率は5割弱でしたから、震災後はやはり、地震に対する備えの意識が相当変わってきていると言えます。
また震災による地震保険の支払い金額は、7月時点で1兆円を超えており、これまでの最高額は95年に発生した阪神・淡路大震災で約783億円だそうですから、これだけでも東日本大震災の被害が甚大だったという事がわかります。
土地や建物を購入し、住宅ローンを抱えたままで被災すると、返済はそのままで、新たな住まいを確保するための資金も必要となります。ところが、家を失っても国の定めた給付は限られたものです。地震によって受ける数千万円の被害を少しでも補填するために、今後地震保険へのニーズはますます高まるのではないでしょうか。