◆◆ ケンサクくんのぐるめ紀行 【 49 】
これを書いているころには、おそらく京都ははや初夏のたたずまいではないでしょうか
3月末から4月上旬に例年は桜のシーズンを迎え、多くの観光客が京都を訪れるのですが
それから半月ほど遅れて、京都の春の終わりを告げるもうひとつの桜が満開を迎えるのです
仁和寺の「御室桜(おむろざくら)」。遅咲きの里桜の一種で、木の丈が低いのが特徴
です。現在の御室桜は1696年の伽藍再建の折りに中門奥に植えられた200株だそうです。
高さは2m~3mほど、花は見上げるようなアングルではなく、自分の目線と同じくらいです
梨狩りやぶどう狩りの棚のような雰囲気とでも言いましょうか… 根元にも花が咲いてます
大正13年に国の名勝に指定されているだけあって、五重塔をバックに御室桜が満開に
咲き誇る様は壮観の一言で、この満開と共に京都の人々は春の終わりを感じるのだそうです
江戸時代には 『わたしゃお多福 御室の桜 はなが低くても 人が好く』 と詠まれ、
背も花(鼻)も低いことから「おたふく桜」との別名もあったそうです。
京都の方から「キレイな御室桜みたいどすな」と言われたら複雑な気分ですね…(笑)
食べ物も載せねば、ということで、かなり以前のぐるめ紀行(18だったかな?)に登場
した「これ(写真左)」を。 当時は12月で黒豆だったのが、今月はやはりやはりの
桜蜜味。 詳しくはキーワード検索して以前のぐるめ紀行を拝見あれ。
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