◆◆ 半田では彼岸花が見ごろです
みなさんこんにちは。吉田です。
当グループの榊原社員(愛称バラさん、当社の以前のブログ参照)は半田の岩滑に
お住まいなのですが、その白亜の豪邸から徒歩5分ちょっと、矢勝川の堤沿いでは、
今300万本の彼岸花が見頃をむかえています。
半田の岩滑は、大正・昭和戦前の児童文学者新美南吉の出身地で、「ごんぎつね」、
「手袋を買いに」、「おじいさんのランプ」といった代表作はよく小学校のときに読んだも
のです。童話「ごんぎつね」の舞台もまたこの岩滑なのです。
ごんぎつねの風景を作り出そうと、25年前から新美南吉顕彰会と半田市と付近の住民
で堤防の雑草を刈り、彼岸花を植え、手入れを続け、この景色を作り上げているのです。
(この話は4年くらい前にNHKで放送されていました)
今や300万本を超える日本屈指の彼岸花の群生地となったバラさん宅、じゃなかった
矢勝川堤は秋の彼岸の頃になると、さながら赤い布を堤防沿いに敷いたような圧巻の
風景になります。 しかし、残念なのは、春のソメイヨシノのように2週間くらい
しか見ごろがなく、あと1週間ほどで今年も終わってしまいます。(><)
近くにお寄りの際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。
子どもの頃、絵本で見た、あの風景にまた出会えるかもしれません(^^)
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『ごんは、村の墓地へいって六地蔵さんのかげにかくれていました。 いいお天気で、
遠く向こうにはお城の屋根瓦が光っています。 墓地には、ひがん花が、赤い布のよう
にさきつづけていました。』 (「ごんぎつね」より)
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