#天才の秘密
こんにちは、山本です◎
新年明けましておめでとうございます。
年は明けましたが、昨年最後のブログに引き続き、美術館に行ってきたよというお話です。
今回見てきたのは、愛知県美術館で開催中の「ピカソ、天才の秘密」。
ピカソというと、物体を複数の視点からとらえ、それを一つの画面に描写する、キュビスムという
表現方法を確立したことで有名な画家です。…が、今回の展示はピカソ作品の中でも、
このキュビスム以前の時代の作品ばかりを集めたということで、かなり珍しい展覧会のようです。
美術の教科書にも出てくる「ゲルニカ」や、
キュビスム初期作品の中でも有名な「アヴィニョンの女たち」などは登場しません。
青の時代と呼ばれる、青色の絵の具をメインに描かれたメランコリックな作品群、
ばら色の時代と呼ばれる、明るい作風でサーカスなどを描いた作品群などが展示されていました。
特に青の時代の作品は、描かれている人物もテーマも心にずしりとくるものがあり、
思わず足を止めて見入ってしまいます。
私は子供の頃に見に行ったピカソ展で「泣く女」を見て、
人の顔が鮮やかで強烈な色遣いと、鋭角を組み合わせた形で描かれていて、
大きな衝撃を受けたことを覚えています。
そういった自分の中のピカソ作品のイメージを、いい意味で覆された感じがしました。
***
会場でもらえる作品リストの裏側にはすごろくが!