◆◆成長中 その2
こんにちは。 吉田です。
昼間は35℃を超えるようになって、梅雨明けしてないのにすでに夏バテ気味ではあり
ませんか? そんな野田新町に一陣の風が吹き込むような爽やかなニュースを。
今月初めに、当社敷地内にツバメの夫婦が巣をかけました。(写真左)
出来立ての巣の中では1羽の雌ツバメがじぃーっと卵を暖めています。
”ツバメって田植えの頃にやってきて5月くらいに子作りするんじゃ?”と思っていたの
ですが、調べてみると、5月くらいに1度目の子作りを終えた後、7月頃に2度目の子作り
をすることが多いそうです。
巣作りは雄雌共同で行い、泥と枯れ草に唾液を混ぜて固め、外装(?)が固まると
産座に羽毛をひいて内装工事(?)も完成のようです。
抱卵は主にメスが行い、メスの食事や水飲みの時だけオスが交代して卵を温め、
それ以外はオスは巣の近くで外敵から巣や卵をずっと見張って警戒しています。
ツバメが人目につきやすい玄関や軒先で営巣するのは、卵や雛を、他の鳥の攻撃やヘビ
などから守るためで、人間をガードマン代わりに利用しているためだそうです。人の出入
りが多いところでは、巣を奪うスズメや、卵や雛を狙うカラスなどが近づかないことから、
力の弱いツバメは己の非力をカバーしているそうです。
抱卵から10日ほどで卵が孵化して、ヒナが誕生です! (写真左)
数日は目が見えないようですが、4~5日で見えるようになります。
そうすると次は、父ツバメと母ツバメが共同で一生懸命エサ運びをはじめます。
しかし、どうして親鳥は5~6羽いる子供たちに、公平に順序良くエサを与えて、それ
ぞれを大きく育てているのでしょう?? ヒナの顔の違いを区別している??
その6羽が、おそ松・カラ松・トド松・十四松・チョロ松・一松レベルの難易度であっても??
でも、母ツバメは父ツバメが誰にエサを与えたか見てないはずだし…うーん 実は適当??
…調べるしかない…(T-T)
判明しました! ヒナは目が見えないうちは、おなかの減り具合が大きければ大きい
ほど大きな口を開け、空腹でないとそれほど口を開けないそうで、一番口を開けているヒナが
一番空腹であると親鳥は判断して、口の大きい順にエサを放り込んでいくそうです!
あと1~2週間ほどで、ヒナは巣立って寂しくなりますが、来年もまた無事に
渡ってきて、ここで子作り・子育てしてくれるといいですね!
田んぼなどの泥を使って巣作りをしていくので、町が開発されるのは人間にはイイコトな
のでしょうが、田畑が減るとツバメの子作りがしにくくなりそうで、ちょっと複雑です。
みんなが共存できる、来年もそういう野田新町であってほしいものです。
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