◆◆ ケンサクくんのぐるめ紀行 【 86 】
→前回(ぐるめ紀行85)のつづき
前回は神戸芦屋マダムのお取り寄せ、MAQUI’S(マキィズ)の『MAQ Sacher(マックザッハ)』
の巻でしたが、今回は神戸・宝塚周辺の特産でありながら、セレブマダムたちには見向きも
されない、マニア好みのレアな品々をご紹介デス。
まずは甲子園球場のある西宮市からは株式会社布引礦泉所のダイヤモンドシリーズを2本。
布引礦泉所は地ビールならぬ「地サイダー」を六甲の名水を使って100年以上作り続けて
おり、こちらの地方で言うところの養老サイダーのようなポジションの飲み物です。
←まずは『ダイヤレモン』(写真左)。
100年以上作られ続けるロングセラーです。六甲布引の湧き水に炭酸と砂糖のみを入れ、
香料をつけただけのシンプルな一品。 最近のジュースが使っている人工甘味料やペットボ
トルを拒み、砂糖にこだわり、瓶詰めにこだわる、職人気質の結晶デス。
肝心の味はというと… 炭酸の弱いキリンレモンというのがぴったりのテイスト。 ただ、我々オジサン
世代には子どものころ小銭を握り締めて近所の駄菓子屋に走って飲んだ、ラムネやサイダーの思い出が
セピア色ながらよみがえってくるような、そんな気がするテイストです。
←お次は『ダイヤモンドガラナ』 (写真左)。
アマゾン川流域で成育したガラナの実から抽出したエキスとアップル香料を入れた、
ビール風な炭酸飲料。 ビンの色といい、コップに注いだ液体の色といい、さらには、
左の写真をクリックして、ビンの肩のあたりをよく見ると「BEER」の刻印が!!
パッと見、外国の高級ビールにしか見えない代物なのです(笑)。 宴会のテーブルにおいてあれば、
間違いなく誰かが誤って飲んでしまうことウケアイです。 ちなみに京阪神の高級料理店では、アルコ
ールに弱い人が酒席で飲むノンアルコールドリンクとして昔から関西人には親しまれています。
だからワザとBEERの刻印をビンに入れているのかもしれませんね。あ、もちろんこれサイダーです。
←有馬温泉では『湯あがり堂サイダー』(写真左)
コレは布引礦泉所ではアリマセン。珍しかったので、つい。
どのあたりが珍しいかというと、サイダーなのにそのビンの大きさたるや、
オロナミンCサイズなのです! うっかりすると一口で終了。
味は… アッという間に終わっちゃって、よく分かりまセンでした(T-T)
ビンの栓には「湯アタリ注意」の文字が。(写真左)
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ご当地ではありながら芦屋マダムたちは決してお取り寄せしなさそうなモノたち、でした。
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