〒 旬?
こんにちは、山田です。
桜はほぼ満開といったところでしょうか。
「花見にと 群れつつ人の 来るのみぞ あたら桜の 咎にはありける」
((桜の花を見にたくさんの人がやって来ることだけは(静かに過ごしたい自分にとって)
惜しむべき桜の罪であるなぁ))
平安末期の歌人、西行法師の和歌です。平安の時代から花見をしていたんだなぁと感慨深い和歌です。
屋台などが並ばないため、”団子“目的での花見はほとんど行われないことでしょう。人工物で
遮られることなく眺められるのはめったにない機会かもしれませんね。
今年は人に集まってこられず、罪に問われないので、桜もほっとしているかもしれません。
そんな4月の初め、いかがお過ごしでしょうか。
桜も時期ですが、こちらも旬です。↓
刺身 炊き込みご飯 お吸い物 煮物…… 今だからこそ、のメニューで悩みますね!
年がら年中食べようと思えば食べられるのかもしれませんがこの時期に食べる筍は香りがいい気がします。
竹かんむりに旬と書いて筍。まさに春の今こそ時期だぞ、という気もしますが季語で言えば初夏の季語に
なるそうです。
「竹の秋」は筍に養分を費やして黄色くなった様子の春の季語、「竹の春」は筍が育って竹になり、親竹も
茂っている様子の秋の季語。
ちょっとややこしくて迷子になりそうです。