◆◆ ケンサクくんのぐるめ紀行 【 18 】

ケンサクくんのグルメ紀行18  秋の京都・紅葉を求めての巻-後編-

   前回に続きまして、今回の京都の紅葉第2弾は、嵐山界隈コース。

渡月橋から宝厳院、天龍寺を歩いて、さらに竹林、常寂光寺、二尊院などをめぐる、

嵐山紅葉の王道ルート(勝手にそう思っているだけですが… どうでしょう?)です。

ネックは田舎道を歩くため、ぐるめが少ないこと…

そこで、まず市内でお腹に収めてから嵐山へ、という作戦です。

六角通高倉の和菓子舗大極殿がやっている甘味処「栖園(せいえん)」さんです。(写真左)

ここは築140年の歴史を持つ町家で、暖簾も季節で変わります。(写ったお客さん、ごめん

なさい。)  坪庭の見える(京都らしいどすな)席に就いて、(写真左)

琥珀流しとわらびもち、餅入りぜんざいのセットをオーダー。

琥珀流しは栖園名物の寒天冷菓子で、毎月その種類が変わり、

それを楽しみに待つファンも多いそうです。

桜の季節は桜蜜、6月は梅酒蜜、10月は栗などなど…

食べ終わると、妙心寺近くのPに駐車して、京福(地元民は「嵐電」と呼ぶ)

の北野白梅町から一路トコトコ嵐山へ(ちなみに電車料金はどれだけ乗っても

200円)  まずは渡月橋から宝厳院です。(写真左)

            ここは天龍寺の塔頭で、紅葉に染まる獅子吼の庭が圧巻です。

苔むす地面に、ひとひら、またひとひらと落ちていく紅葉…雅どすなぁ

次にとなりの天龍寺へ(写真左)。 ちょうど見頃でした。

さらに天龍寺の庭園の裏口から出て左へと行くと、有名な竹林が(写真左)。

別に紅葉はないのですが、黒山のひとだかり…

ここを抜けて、田舎道を歩いて、常寂光寺、二尊院へ。

静寂の中の紅葉、わびさびを感じますなぁ…

結構な観光客がいてなお、それを感じさせる風情…いいですね。(写真左は二尊院)

そして、午後3時ごろには嵐山をあとにして、嵐電で市内へと戻ります。

なぜなら…                                  なんと続編へとつづく…

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