◆◆ ぽつーん…

そういえば、先日のこと…

この季節は仕事も立て込んでいるので、みんな夜残業しておりました。

契約書を作る者、募集をいただいてきた物件の資料を作る者、

査定や提案の書類を作る者、さまざまです。

  夜8時ごろ、近藤社長が席を立ちました。

「それじゃあ、お先に…」「おつかれさまでした!!」

それから30分くらいして、加藤部長が「お疲れ様です…」階段を降りていきます。

 すると突然階段をダッシュして駆け上がってくる足音。加藤部長です。「ちょっとちょっと」

一緒に降りていくと、近藤社長の車の駐車場にぽつんとたたずむ黒い物体。よく見ると近藤社長のカバンです!

あろうことか、社長は帰る際に地面にカバンを置き、後部座席にカバンを乗せるべく後部ドアをあけ、

乗せたつもりになって後部ドアをバタンとしめ、自分だけ運転席に乗り込んで走り去っていたのです。

あわれ、カバンだけ寒風吹きすさぶ夜の駐車場にポツンと置いてけぼり(^^)

 何か考え事でもしていたのでしょうか…? それとも天然…?

今日も社長から会社に電話が鳴ります。「…サイフ、会社に忘れてない??落としちゃったかも(汗)」

                                          よしだ


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